ヒナコ學長のおはなし

仮想的善良性教育機関

やる気が出な~い!

今週のお題「やる気が出ない」

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教室で、

一人が「やる気が出な~い!」と言うと、

またたく間にそこいら中が同じ叫びの渦と化す。

 

「センセー、この問題むずかしい。やる気が出ないよ」

「あら。じゃあ大事にしまっておいたら?」

「何を?」

「出ないってことはあるってことだよね、やる気もち」

「う・・・ん」

「じゃあ出てくるまで待ったらいいんじゃない?」

「いいの?」

「せんせいはそう思うよ」

「やったー!先生がやる気出るまで待ってもいいって!」

 

 

「じゃあみんな、この問題やってしまったらドッジボールしようか」

 

「やったー!じゃあはやくやる!」

 

 

 

先生にもドッジボールに匹敵するなにかがほしいなぁ。

 

 

 

 

 

お茶の時間

 

うちの学校にはお茶の時間がある

 

ちびっ子クラスにはやかんで番茶を

つぎ分けの練習

こぼしたら拭くことをおぼえる

 

中くらいクラスには急須と茶葉を

自分で淹れる練習

好みの濃い薄いを体得する

 

十分大きいクラスには茶碗と茶筅

溶けない抹茶を点てる練習

人様のために気持ちを込める

 

 

校訓は和敬清寂(わけいせいじゃく)

 

 

 

 

 

 

リズム感

 

ダンス担当の先生と子どものリズム感の話になった

 

あくまで観察後の私見だが、

日本の童謡ばかりをきいている子らは裏打ちをしないそうだ

しないというよりできないらしい

 

リズムをとってー、

音楽きいてー、

音に合わせてー、

 

ずれるらしい。

 

 

対策を考えていたら、あることに気がついた

 

音に合わせて がよろしくないのではないか

 

音と一緒に はどうだろうか

 

もしくは、 音を合わせて だ。

 

身体に主導権を握らせるのだ。

そうするとようやく音と同じスピードに乗れるのではないか。

 

 

たかが助詞、されど助詞

 

やってみよう

 

 

 

 

 

 

星に願いを

 

教育を受ける人が時間や費用などで困難になることがありませんように。

教育を与える人が時間や費用などで犠牲になることがありませんように。

教育を助ける人が時間や費用などで世界中に応援をくださいますように。

 

星に願いを

 

 

 

 

 

情報リテラシー

 

情報リテラシーとは

さまざまな情報を自分の目的に合うように活用する能力なのだが、

なかなかどうして、その情報の取捨選択ができる力を付けるには、

やはり基礎的な教育が重要なことが間違いないことは間違いない。

 

もはや二歳児でもタブレットを扱える現代に、

アナログな基礎教育をどう用いるか。

 

 

倉庫からモソモソ出してきた

ほこりだらけの紙芝居と拍子木

 

 

さ、駄菓子問屋でかたぬきを買ってこよう

 

 

 

 

 

オンライン授業

 

オンライン授業をせざるを得ない時もある

 

我が校では就職へと送り出す年代の学生も在籍しているので

当然、本人との面談や就職面接指導もあるのだが、

・・・・・オンラインだ。

 

 

お辞儀の練習

受け答えの練習

緊張しすぎない体感

 

 

画面の向こうには35名

 

授業時間は対面授業時と変更がない

 

一斉に見てあげられないもどかしさ

 

 

 

んー、

オンライン授業での学び方を私が習いたい

 

 

 

 

 

 

なぞなぞ

 

子どもが出してくるなぞなぞはむずかしい

 

 

  せんせえ、こどもがだいすきなジュースってなーんだ?

 

んー、なんだろうねぇ。

 (きっとその問題は、ジュースをお茶と言うはずだったのではないか?)

 

 

  先生、おじいちゃんとするスポーツは?

 

んー、なんだろうねぇ。

 (きっとその問題は、スポーツを球技にしないとわかりにくいぞ)

 

 

 

  センセー、パパとママがリコンしたのナンデ?

 

 

      んー、なんでだろうねぇ・・・・・。

 

 

 

 

子どもが出してくるなぞなぞはおそろしい

 

 

 

 

 

 

○○教育

 

○○教育の○○にはいろいろな言葉が入る

必ずしも二文字であることもない

 

ゆとり教育詰め込み教育、管理教育・・・

 

だが、うちの学校では情操教育を重視している

といおうか、初等教育ではそれしかやっていない

 

中等教育で読み書き算盤を自己競争で学習すると、

その後に学びたいことがスラスラと身体中に入るようになる

 

そして高等教育で疑問を論じることを学ぶのだ

 

 

さて、新学期だな

どんな生徒が来てるかな

 

 

この学校は誰でも入学可能です

授業料もお弁当も不要です

 

 

ほんとにあったらいいな

そんな学校

 

 

 

 

 

ゆうぐれなき

 

「夕暮れ泣き」とは、

夕方の黄昏時に赤ちゃんが理由わからず泣き止まないことである。

 

 

今日は久しぶりに早めの夕方に帰路に就いた。

何年何ヶ月振りだろうといった感じだ。

 

自宅に着くとややぐったりしている自分に気付く。

終業式に卒業式と、年度末だったからな。

 

今日の用事はあと一つ。

次年度のシラバスを作成しなくちゃ。

 

 

   こっくりコックリ・・・・・

 

 

なんと、気がつけばはや幾分!

 

 

「夕暮れ無き」とは、

夕方の黄昏時に人生の黄昏者が船を漕いでしまうことである。

 

 

 

 

伴奏

 

先日に知人の御子息の演奏会に行った。

 

その知人とは大学時代の同級生だ。

将来を有望されている演奏者が舞台の袖から歩き出てくる姿は、

キャンパスを歩いていた同級生とうりふたつだった。

 

なんと見事な演奏なんだろう。

弦楽器だったが、その弓捌きに惚れ惚れした。

 

ふと途中で気が付いた。

伴奏のピアノが真に伴奏なのだ。

 

私はそれほど音楽技術がわかるわけではないのだが、

演奏の主を主とし続けるために弾かれている音の連なりは、

目立たず、出しゃばらず、されどあった方が主が活きてゆく、

これぞ伴奏!と感じられるものだった。

 

伴って奏でられ完成する曲。

 

見習います。

 

 

でも、伴走はもう無理だろうな。

30メートルで息が上がるわ。

 

 

 

 

 

 

それらしい顔というものがあるようだが、

 それらしいとは複数他者が持つイメージなのだろう

 

それとも、やはり各職業に見合った顔つきがあるのだろうか

 

少なくとも私はハリウッドスター顔ではない

 だが、ずいぶん以前に、

   行きつけだった喫茶店のマスターに言われたことがある

 

 

    『 子供が安心する顔 』

 

 

 

      私は學長だ。

 

 

 

 

 

 

緩まる瞬間

 

 

背後から、

  しかも背後の足元から、

 

    服の裾を掴まれて、

 

     「 しぇんしぇ〜 ♪」

 

         なんて呼ばれると、

 

     それはもう、至福の瞬間(とき)

 

 

   こちらの全てが緩まってなんでもしてあげたくなるのですから。

 

 

 

 

ガクチョウ怒りの鉄拳

 

かねてより学校教育現場での現象で怒っていることがある。

アチョ〜〜〜ッツ!(怪鳥音

           ↑ 検索推奨

 

 

小学校卒業までは児童に敬称をつけるのに、

なんで中学生には生徒の苗字を呼び捨てにする教員が多いのだ?

その現象は高校でもたまにあるはずだ。

 

おい、コラ、そういうことはほんとうに遺憾!

(激怒の表現)

 

 

アタシが大統領だったら、自分で文部科学大臣になるぞ!

(衆望にこたえるぞ!)

 

そして全ての子供に敬称をつけて呼ぶ法律を制定するナリ!

(子供たちのご先祖様を敬うが如く!)

 

保護者にお道具箱や体操服や制服など無駄な購入はさせマセン!!

(現物支給か貸与するぞ!)

 

そして成長途中の子供たちに大量の荷物を持たせて通学させるわけがない!!!

(教科書は単元ごとの薄い冊子で十分だ!)

 

 

どうだ、まいったか!

次の選挙では學長に清き一票を!

 

 

 

結構まともな教育者・・・のつもり

ヒナコ學長

 

 

 

 

履歴書

 

うちの学校では学ぶ者拒まずなので

年齢も国籍も体格も性格も関係なく受け入れている

 

留学生のクラスでビジネス日本語の授業をした

この国で就職するために履歴書の書き方を教えた

 

はい、長所と短所を書いてください

 

  長所:私は親切です

  短所:朝が弱いです

 

んー、そうじゃないんだよな

覚えた言い回しを使いたいんだろうけれど・・・

 

 

どう指導したものか

 

 

オチはない